英語でリスニングができない理由とその対策
一言に英語が聴き取れないと言っても、色々と原因があります。
ネットや本などで分析した原因と、それに対する対策(今後どう勉強して強化していくか)をまとめたいと思います。
適宜追加しますよ。
語彙力が足りない(1日20〜30分程度)
知らない単語はいくら聴いてもわかりません。
またフレーズなどの表現を知らなければ、「単語はわかるけど意味がわからない」ということになります。
単語やフレーズはiKnow!というWeb学習システムを毎日やって強化します。
iKnow!は記憶に残りやすいタイミングで繰り返し単語・フレーズをクイズ形式で学習するツールです。
1つの単語・フレーズを色々な出題形式(日本語の意味を答えさせたり、単語をキーボードで
入力したり、4〜5種類あります)で学習します。
こういう積み重ねが力になる部分は必ず毎日やろうと思います。
iPhoneでも進捗が同期されるので、出先でもやれますしね!
もうそろそろ100時間突破です。
ログイン - iKnow!
文法が理解できていない(1日30分程度)
ディクテーションで精読した文章を見て、単語やフレーズはわかるけど、
文全体の意味がわからないときは文法が理解できていない可能性があります。
文法は特に弱いと思うのでできればしっかりやりたいですね。
例えばwhat〜という文章が来たとき、それが疑問文なのか、名詞なのか、形容詞なのか、
文章で読んでいても理解にかなりの時間がかかります。
もう数年はやってるはずですが、なんというか才能のなさを感じる部分です(- -;
文法については以下の本・DVDで勉強しています。
一周はやり終えましたが、やはり一回やったくらいでは頭に入っていないので繰り返し勉強したいと思います。
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
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速読ができていない(1日15分程度)
TOEICのPart3やPart4のリスニング文章は一分間に150単語くらいの速度で喋っているようです。
ですので、まずは文字が視覚的に見えるリーディングで速読をしてみましょう。もちろん理解できるレベルでね。
リーディングでの速度が150単語/分より遅ければ、戻ってもう一度聴くことなどができない
リスニングでは当然意味を理解できる確率が低くなってしまいます。
もちろん、ある程度予測などは可能だと思いますが。
これには速読を意識した多読で対策します。現在はKindleで易しめの英語小説を多読しています。
100万語を目標にしてます。(現在15万語くらい)
現在ネイティブの小学生向けの本(YL5.0くらい)を読んでいます。以下の本です。
- 作者: Lucy Hawking,Stephen Hawking
- 出版社/メーカー: Simon & Schuster Books for Young Readers
- 発売日: 2009/05/19
- メディア: Kindle版
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で、自分も速度を測ってみました。
だいたい意味が理解できる速度で速読してみると、60単語/分くらいでした。
50単語/分以下は頭の中で日本語に訳しながら読んでいる状態。
60〜100単語/分は英語を英語のまま理解しようとはしているが慣れていない状態、と
どこかで読んだ気がします。
「英語を英語のまま理解する」ことは常日頃から意識していますが、なかなか身につかないようですね…。
たぶん無意識のうちに日本語に直している部分もありそうです。
たしかにこのレベルでは、TOEICのリスニングを聴き取るのは厳しいですよね。
いままではのんびり読むことが多かったので、これからは英文を見た瞬間理解することを
意識して多読をしようかと思います。
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英語を英語として理解できない、もしくは理解するのが遅い(速読で対策)
上の節でも触れましたが、英語を頭の中で日本語に直すやり方には限界があります。
そもそも日本語はわりと語順が自由な言語ですが、英語は配置によって日本語の「てにをは」が
決まってしまいます。また日本語と英語は語順が真逆だったり・・・。
目に見える文章であれば前から読んで、後ろから組み立てて・・・なんてことができると
思いますがリスニングではそうはいきません。
英語は単語からダイレクトにイメージに結び付ける習慣、それから文章を後戻りせずに読む習慣を
身につける必要があります。これは上の節の多読の中で意識して行います。
細部を聴き取ることができない(1日30分程度)
ここからが耳の問題になると思いますが、文章を見れば単語もフレーズも文法もわかる、
文脈からも意味がわかる。でも聴き取れない・・・というときです。
この場合は本、Podcast、映画、ドラマなんでもいいのでディクテーションが効果的かと思います。
基本は以下の本をディクテーションしています。またちょっと早いかもしれませんが
Friendsというドラマで日本語で内容を理解した後英語字幕にしてみたりしています。
- 作者: 松本茂,Robert L. Gaynor,Gail K. Oura,藤咲多恵子
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リエゾンや脱落などの音に慣れていない(1日20分程度)
知っている単語でも音の強弱などで音が脱落してしまったり、隣の単語と音が重なって
発音されるリエゾンに慣れていないため聴き取れないことがあります。
リエゾン対策の本として以下をシャドーイングしています。
通勤時間などを利用しているので、歩きながらぶつぶつつぶやくことになり
客観的に見て気味が悪いのですが、負けません。
- 作者: リサ・ヴォート
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一つ一つの単語にとらわれない チャンクや文脈の意識(多読やディクテーションで対策)
なんとなく精神論っぽい感じがしますが・・・。
英語初心者は一つ一つの単語を完璧に聴き取ろうとする傾向にあるといいます。
しかし、実際に日本語で会話しているとき、一語一句聴いているかと言われれば
そうではありません。ある程度話の流れ、文脈によって予測したり、
言葉のまとまりとして理解したりしているはずです。
英語の文章を聴くときも単語を聴くことに集中するだけでなく、
どんな話題なのか?話題から話の流れを予測したり、
決まりきったフレーズで聴き取ることを意識することが大事かと思います。
これについては多読やディクテーションをやるときに意識しようと思います。
その他(1日10分程度)
瞬間英作文
リスニングの力になるか(ならないということはないと思いますが)わかりませんが、
言いたいことをできるだけ早く文章にする力もつけたいなぁと思い瞬間英作文もやってます。
こちらはゲーム感覚で。主にiPhoneなどのアプリ、もしくはWebサイトで行ってます。
合計
約2時間強ですね。これだけやっても対して伸びない気がしますが、
仕事との両立はこれ以上は限界だと思うので、とりあえずはこのレベルで続けてみようと思います…。
毎日つらくて英語自体はまだ嫌いというレベルですが、毎日、今日こそ英語をできるようになる!!
という気持ちでがんばりたいと思います。