前提
前提として先にWindowsをインストールし、後からLinux(Ubuntu)をインストールしたものとします。
この場合Linux(Ubuntu)のブートローダーが起動し、そこからLinux(Ubuntu)を起動するかWindowsを起動するかを選択する画面になります。
なお、この記事ではLinuxはUbuntuですが、Ubuntu以外のディストリビューションでも同様の方法でいけると思われます。
GRUBのブート画面の例
以下のようにUbuntuが一番上になっており、二番目がWindows 10になっているものとします。
この場合、一定時間経過すると一番上のOSが選択されUbuntuが起動します。今回はこれをWindowsに変更します。
* Ubuntu Windows 10
GRUBのデフォルトブートOSを変更する
Linux(Ubuntu)上で端末を開き、以下のコマンド実行してGRUBの設定を変更します。
sudo vi /etc/default/grub
GRUB_DEFAULTという行を探し値を変更します。
本記事の「GRUBのブート画面の例」で、一番上(Ubuntu)が0、次(Windows 10)が1と番号が割り振られていますので今回はここを0から1に変更します。
GRUB_DEFAULT=0 ↓ GRUB_DEFAULT=1
GRUBの設定を反映させます。
sudo update-grub
設定が反映されているか確認する
再起動してデフォルトで選択されるOSが変わっていることを確認しましょう!(以下は画面イメージ)
Ubuntu * Windows 10